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第3章


第3章.ゴミがどのように地球に害を及ぼすか

ゴミがどのように害を及ぼすかということについて、東京・日の出町ゴミ処分場問題を例にとって考えようと思う。

1.東京・日の出町ゴミ処分場問題
@)日の出町ゴミ処分場問題
NO.1
東京都西多摩郡日の出町にある東京都23区のゴミ最終処分場の谷戸沢処分場では、1992年より水漏れが続き、水質汚染が心配されている。住民側は水質データの公開を求めているが、処分組合側は断固否定している。裁判に訴えたところ、公開しないのならば1日30万円支払うことを命ぜられた。しかし、処分組合側はそれでも公開を拒否し、毎日30万円づつ支払い続け現在までにその総額は、1500万円にも及んでいる。これらは我々の税金で支払われているのだから、ふざけた話だと思う。東京都では、今の処分場の横に第2の処分場の建設を許可している。TBSテレビ
《特捜ウォンテッド》より

《僕の考え》
住民側はデータの公開を請求する権利がないと処分場側は言っているが、なぜ、住民に生活を守る権利がないのだろうか。東京都もどうしてもっと強力にデータ開示を指導出来ないのだろうか。データが開示出来ないということは、よっぽど悪いデータが検出されているという証拠だと思う。根本的問題は、この谷戸沢処分場だけの問題に限らず、我々東京都民全部の、いや、日本国中あるいは世界中の問題だと思う。だからやはり、一人一人の人間が毎日の暮らしの中でいかにゴミを減らすか、またどうやったらゴミを資源に生かせるかを意識しながら生活する必要がある。僕も卒論でこのテーマを選ばなかったら、きっとこんな問題にも無関心だったと思う。
@)日の出町ゴミ処分場問題
NO.2
7月30日朝日新聞に関連記事が載った。谷戸沢廃棄物広域処分場を運営する都三多摩地域廃棄物広域処分組合(八王子市など27市町加入)は29日夜、地下水の水質データなどを開示した。開示したのは、処分場の底に敷いたゴムシートの下を流れる地下水の水質、それに防災調整池や、周辺井戸と河川、ゴミから出る浸出水源水の水質データ。開示資料によると、地下水の水質は、年平均のBOD値が最高8.7PPM(基準値2PPM)、大腸菌も基準の約7倍。しかし、重金属など人の健康などにかかわる有害物質は検出されなかったと処分組合側は主張している。しかし住民グループは電気伝導度など求めたデータが盛り込まれていないといっている。

《僕の考え》
最近、新聞やテレビでゴミ問題が取り上げられることが多くなった。みんなが環境問題に関心をもって来たからだと思う。僕も結構気が付く様になった。早く全面開示をしてほしい。

@)日の出町ゴミ処分場問題
NO.3
TBS特捜ウォンテッドでまた日の出町ゴミ問題が取り上げられた。(8月11日)
住民側の求めているデータ
@しゃ水工の点検補修記録(ゴムシートの補修記録)
@地下水の電気伝導度の24時間連続測定データ
@モニタリング井戸の水質検査データ
@防災調整池の水質検査データ
@防災調整池放流工下の底質データ住民側は電気伝導度の開示を一番強く求めているが、組合側はこのデータは無いと主張している。電気伝導度とは水の汚れを電流の流れた量で示すもので、汚染の状況を一番顕著に表すものである。住民側が独自に取った隣の谷戸川の水の電気伝導度は近くのわき水の3倍の汚染度であるという。この川は下流に下ると東京都民が飲料水に使っている多摩川に流れ込む。電気伝導度の数値が高いということは、有害なニッケルカドミウムなどが含まれているということで、重金属や塩素イオンが溶けているのではないか。東京都では現在カドミウム電池は2割しか回収されていない。残りはゴミ処分場に廃棄されていることになる。第一処分場のゴムシートの裂け目やカドミウム電池が運び込まれていることを処分組合側は否定していない。
《僕の考え》
東京都も川崎市の様に使用済み乾電池などの分別収集をしていれば谷戸川もこんなにまで汚染されなかったのではないだろうか。谷戸川は東京都民が飲料水にしている多摩川の上流に流れ込んでいる。これは僕たちの命にかかわる問題で日出町だけの問題ではないと思う。やはり都市博は中止されて良かったと思う。環境問題はなによりも優先されなければならないのだから。

@)日の出町ゴミ処分場問題
NO.4
8月18日、特捜ウォンテッドで日の出町、谷戸沢処分場のゴミ問題がまた取り上げられた。8/11の交渉の席では、やはり5つのデータの内、電気伝導度は公開されず、4つのデータもすべてが出されたというより、これだけあるから勝手に見なさいという態度で感情的に対立、そのうえ開示したのだからと8/5以降は30万円の強制金も支払われていない。(もちろん税金から支払われているのだが)

@)日の出町ゴミ処分場問題
NO.5
現在のゴミ処理の問題点
(名城大教授槌田敦先生の話)@しゃ水工のゴムシート方式は、いずれは破れるのだから半永久的にもつものではない。
@現在の処分方法はゴミが完全燃焼していない灰をそのまま捨てているから毒物が溶けている。(800度の不完全燃焼灰)
★これからのゴミ処分はどのようにすればよいか
《槌田敦先生の意見》
1400度前後の高温で完全燃焼して瀬戸物やレンガを作るようにして固めてから捨てる。

《僕の意見》
確かに槌田敦先生の意見のように完全灰にしてから捨てる意見には、僕も賛成だ。しかし、乾電池などの、燃やすと毒素が出る有害物質も普通ゴミとして集められている現在では、この方法ではいけない。やはり分別収集を徹底しなければいけないと思う。

2.ゴミ問題「シンポジウム」に出席して

@)ゴミに埋もれる現代社会
8月26日、日本科学者会議関東地方区シンポジウム「廃棄物ゼロの社会を目指して」第1回「ゴミに埋もれる現代社会」に出席した。廃棄物問題の全国的状況や、日の出最終処分場問題など5つのテーマの講演の後、討論会があった。僕も勇気を出して発表をしてみた。
本間慎教授(フェリス大)に聞く
質問:ゴムシート方式は、安全だと思っていたのでしょうか。学者の人達はどうお考えですか?
教授:工学の先生は100年はもつと言っていたが、現実に使われたゴムシートは、そのための専用のゴムシートではなく、家を建てるときに、屋根ガワラを乗せる下に敷くゴムシート(1.5ミリぐらい)であった。100年もつといっていた先生も現在では、そうは言っていない。また、アセスメントの時に、何を使うかは一切説明されなかった。

質問:有害物質が出るので、燃やして捨てる現在のゴミ処分を考え直さねばならないというお話しですが、具体的にどのようにすればよいのですか?
教授:1、生ゴミを燃料化する。
2、ネットワークを作ってやっていく再資源化。
3、どうしても捨てなければならない物は安全チェックをして捨てるしかない。《僕の感想》
工学博士は、1400度前後の高温で、燃やして固めるの方がよいと言っているが、環境科学の教授は正反対のことを言っている。燃やして有害物質が出るような物は、作らない・使わない以外に方法はないのではないか。
シンポジウムの休み時間に、日の出町処分問題の代表として参加している渡辺さんに話を聞くことができた。工事が着工間近のつい最近、谷戸沢処分場のゲート前の草むらに「ここは搬入道路」の看板が立ったという。反対運動をしている住民達は青島都知事に会って話し合いをしたいと座り込みをしたり、着工をやめて欲しい署名運動をしているそうだ。フランスの核実験反対の署名運動などはさかんだが、日の出町の場合は知らない人が多いのだから、たいへんだと思う。僕も卒論がこのテーマでなかったなら、今でも知らなかっただろう。




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