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第6章


第6章.ゴミに対する具体的政策

1.ゴミの有料化

家庭ゴミの有料化を実施しているのは北海道にある伊達市や島根県の出雲市などがある。伊達市はなぜ家庭ゴミの有料化を実現したのだろうか。また料金の設定はどのようにしているのだろうか。さまざまの疑問を調べて見よう。
☆北海道伊達市
・89年7月有料化
・清掃センターの建設のため苦しくなった市財政の一部に充てるのと、ゴミの排出量を減らし、残余年数が少なくなった埋め立て処分場の延命を図る目的から。
・有料制の方法
排出量に従って負担する従量制。市指定の袋(容量40リツトル)とゴミ処理券を合わせて60円で市民に買ってもらう。それ以外のもので出された場合は回収しない。袋と処理券は商店やスーパーなど70箇所で販売。8.2%の手数料が支払われ、残りが市の収入に。・有料化導入後のゴミの増減
88年度13,300余トン→92年度8,844トン(33.5%減)
・市の試算では一世帯の年間負担額は5,540余円。

☆島根県出雲市
・92年40月から有料化。
・“行政こそ最大のサービス産業”を掲げ、新機軸を打ち出している岩国市政らしくユニーク。
・可燃、不燃ごみの回収に指定のごみ袋を年間百袋各戸に無料で配布。それを超えたら1袋40円で買ってもらう。袋に排出者名の記入を義務ずけている。袋が余った場合は市が40円で買い戻す。袋の買い戻し制度は、ごみ減量に努力した家庭への褒賞金だという。
・有料化導入後のゴミの増減
市民や事業所などに、“ごみを出すまい”との意識改革をもたらしている、と言う。92年度の可燃ゴミの排出量は、前年度より25%減。

☆滋賀県守山市
・82年から有料化。清掃事業費の軽減や最終処分場の延命のほか、住民の意識改革、マナーの確立が目的。
・ゴミ袋の値段を一定の枚数から引き上げる手法。可燃ゴミは市指定の大小の袋を110枚まで20円と17円で販売、111枚目から150円に。不燃用は袋は自由だが、記名して所定の札を張り付ける。56枚までは無料だが、57枚目から150円。
・有料化導入後のゴミの増減
一日一人当たりのゴミ排出量81年896グラム→91年458グラムで有料化10年の成果は約49%減。守山市の人口は有料化導入時より11,500ふえているが、ゴミ量は30%少ないと言う。

2.長野県上田市のゴミ有料化問題について〜日本科学者会議シンポジユウムに出席して〜
伊達市や出雲市では、ゴミ有料化によりゴミの減量の成果があがったと言われているが、上田市では有料指定ゴミ袋について、導入を断念したという。導入を諮問した市廃棄物処理審議会でまだ結論をだせないうえ、市民も賛否両論に別れているという。(僕のアンケート結果でもやはり賛否両論であった。)

「何が問題で、何が反対なのか」(上田市の場合)
@今回の提案では、指定袋の導入がゴミ減量の・再資源化事業の一つとしながら処理手数料を上乗せした「有料化」となっていること。しかも、財源確保としたうえで明確な使途を示して居ないこと。(税の二重どりの疑い)
@ゴミは「有料化」しなければ、減量できないというものではない。リサイクルシステムが問題で、自治会での可燃ゴミの資源回収がようやく始まった段階での上乗せの指定袋導入は無理な点が多すぎる。@コスト意識を持たせてもゴミを減量できないことは、ゴミの排出メカニズムから明らかである。むしろ、コスト意識が直営から委託へ、自治体現業の職域を公的サービスから私的競争事業の道に進ませる危険性がある。(現に先進地、出雲市ではこの方式で本年4月、委託が実施された。)

《僕の感想》
伊達市や出雲市のようにゴミ有料化によってゴミの減量の成果が上がった都市があるというのに、長野県上田市では市民だけではなく、市の職員もゴミ有料化について反対だという。有料化については僕のアンケート結果でもやはり賛否両論であった。有料化にすれば市民意識は高まるがその反面不法投棄や家庭用焼却炉の問題が心配される。家庭用焼却炉でプラスチックなどが燃やされ、有害ガスが発生して環境上の問題も起きてくると思う。ATT(荒川・多摩川・利根川)流域研究所の先生の話でも、東京都の飲み水の荒川、多摩川、利根川に不法投棄されている冷蔵庫やテレビなどがたくさんあるようだ。一地方自治体だけがゴミの有料化をした場合、無料の地域にゴミが持ち込まれたり、夜陰に乗じて不法投棄をする人間が多くなるかもしれない。



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